「最終学歴」ではなく「最新学習歴」を。リスキリングを促進する『#逆転履歴書』とは
女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を運営するSHE株式会社と、一時的な離職休職を肯定的に捉える「キャリアブレイク」について研究・発信する一般社団法人キャリアブレイク研究所は、リスキリング実践者が活躍できる社会を実現するためのプロジェクト「#逆転履歴書」を開始しました。
プロジェクトの開始にあたり、同社は求職者・採用担当者を対象に、「転職・採用活動における求職側・採用側の違和感・ギャップに関する調査」を実施。調査では、採用担当者の多くが、採用においてリスキリングや副業、スキル獲得の学習歴を「評価する」と回答した一方、履歴書からは求人者の魅力や才能を十分に評価できていない(10段階評価で平均3.8)ことが分かりました。
また、求職者においては、履歴書にリスキリング経験を記載しない人が8割、副業経験を記載しない人は7割にものぼり、「内容の書き方が分からない」「評価されるレベルではないと感じる」「記載する場所・スペースがない」といった理由で、履歴書で自らの学習歴やスキルを十分にアピールできていないという課題が明らかになりました。
「#逆転履歴書」プロジェクトでは、その第一歩として、求職者の7割以上が苦手意識を感じる履歴書などの書類選考に着目。職歴だけの記載になり、業務や副業、リスキリングで身につけたスキルを採用側が評価できない点や、未経験転職の場合に転職先に見合うスキルをアピールできないといった課題点を、履歴書のアップデートにより解決します。
「逆転履歴書」には、まずは「未来のキャリアイメージ」の欄が追加され、将来の人物像を記載できます。目指す姿や肩書きから、採用担当者に求職者の成長性や挑戦意欲が伝わり、就職後のイメージを持ってもらうことで採用活動の活性化に繋がりそうです。
通常の履歴書にもある職歴・経歴の記載欄は、現在から過去の順に記載できるよう工夫されています。産休や育休、療養や留学といった職歴の空白期間にもどんな経験やスキルが身についたかを記載できる仕様で、求職者がネガティブに捉えてしまうことの多い履歴書の空白期間を、ポジティブな経験としてアピールすることができます。
さらに、これまでの学習歴や副業歴といった「最新学習歴」の記載欄も追加。通常の履歴書では触れることが難しいリスキリングや副業の内容をしっかりとアピールすることができ、スキル獲得や学習といった努力を採用担当者に伝えることが可能です。
時間軸を逆転した未来志向の履歴書というアイデアで、経験やスキルが評価されづらいという社会的課題を解決するとともに、同社のサービスであるリスキリングの重要性について効果的にPRする施策となっています。
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