コメントでジャック!京成電鉄×FREAK’S STORE『ありがとう 新京成』トレイン運行
新京成電鉄は長年千葉県北西部の交通を支えてきましたが、2025年4月1日(火)をもって京成電鉄と合併し、独立した鉄道会社としての役割を終えます。この重要なタイミングを記念して、京成電鉄とFREAK’S STOREは共同で『ありがとう 新京成』キャンペーンを実施。
本キャンペーンはFREAK’S STOREを運営する株式会社デイトナ・インターナショナルが手がける地域活性化プロジェクト『京成フリーク』の第4弾として展開されます。過去のコラボレーションを踏襲しながらも、新京成電鉄への感謝を形にし、地域の魅力をさらに引き出している施策です。
思い出を乗せた『ありがとう 新京成』トレイン
2025年3月18日(火)から3月31日(月)まで、新京成線の車内にて『ありがとう 新京成』トレインが運行されます。この車両では、京成電鉄のX(旧Twitter)公式アカウントで募集した「新京成の思い出」や「京成松戸線への期待」に関する8つのエピソードを掲出。
本施策では、応募期間の2週間で420件以上のエピソードが寄せられました。新京成電鉄を長年利用してきた人々にとって、思い出や未来への期待が車両に掲出されることは、特別な体験となるでしょう。
新津田沼駅ではPOP UP STOREを開催
新京成線・新津田沼駅の改札外特設会場にて2025年3月20日(木・祝)から3月23日(日)まで、『ありがとう 新京成』POP UP STOREがオープン。FREAK’S STOREとのコラボレーションにより、オリジナルデザインの限定グッズ計17型が販売されるほか、特別企画として旅YouTuberのしおねるさんが3月20日限定で「一日店長」として登場します。
さらに、税込4,000円購入ごとに1回チャレンジできる『ありがとう 新京成』ガチャマシーンや、記念グッズ購入者限定で非売品のメモ帳(新京成78年間の思い出を装飾した「マイメモリーズトレイン」のメインビジュアル入り)のプレゼントも実施予定です。
本ポップアップストアは、ユニークな企画や地域に根差した電車とのコラボレーションによって、鉄道ファンだけでなく地域住民や観光客にとっても楽しめそうな施策。本キャンペーンの認知度向上にも貢献することでしょう。
地域活性化とブランド価値の向上を期待
FREAK’S STOREが主導する『京成フリーク』プロジェクトは、鉄道とアパレルの異業種コラボレーションを通じて地域の魅力を発信する取り組み。
本キャンペーンを通じて、京成電鉄は「地域とのつながりを大切にする企業」というブランドイメージを強化できるでしょう。単なる合併の告知ではなく、地域への感謝と活性化を意識した施策であるところは、鉄道会社としての社会的責任を体現しているといえます。
また、鉄道ファンにとって、特定の路線がなくなることは大きな関心事。記念列車や限定グッズは、コレクターズアイテムとしての価値が高まる傾向にあります。一方、長年新京成電鉄を利用してきた住民にとっても、自分が乗っていた路線の歴史が振り返られることは、感情的な結びつきを強める効果があるはず。
このように鉄道ファンや地域住民の共感を得ることで、京成電鉄の企業価値を高めるだけでなく、今後のブランドロイヤルティ向上にもつながりそうです。
合併を地域と共に祝う施策として注目
『ありがとう 新京成』キャンペーンは、新京成電鉄の合併を単なる告知として終わらせるのではなく地域への感謝を表現し、ブランド価値を向上させる広告施策として意味を持つ取り組み。
トレインジャックによる「思い出の共有」と、POP UP STOREでの「記念グッズ販売」という二軸のアプローチは、それぞれ異なるターゲット層に訴求しながら相乗効果を生み出すでしょう。
本キャンペーンは鉄道会社の合併に伴う地域コミュニティの活性化とブランド強化を同時に実現する好例。他企業や自治体にとっても、参考になる要素が多くある施策でした。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

0