若さと引き換えてもいいくらいおいしい!?米・SkittlesのCM

過去に何度か日本でも販売されては撤退し、2024年に日本再上陸を果たしたアメリカを代表するスナックブランドの一つ・Skittles。その鮮やかな見た目と独特の食感が印象的で、アメリカ圏を訪れたことがある方なら一度は見たことがあるのではないでしょうか。そんなSkittlesは現在本国・アメリカでその唯一無二な存在感をアピールしたCMを放映しています。

CMのタイトル“Commit to the Rainbow(レインボーにすべてを捧げよ)”はSkittlesが虹を模した鮮やかなカラーリングをしていることにちなんでおり、言ってしまえばただのお菓子であるにもかかわらず、なぜか力強い命令口調のワードチョイスが印象的です。

動画では祖母にSkittlesを1粒もらおうとした孫が「代わりにあなたの若さをちょうだい」と言われあっさりと了承してしまう様子が紹介されています。“若さ”という多くの人が失いたくない要素を捨ててでもSkittlesが食べたくなるというツッコミどころ満載のシュールなユーモアがいかにもアメリカのスナックブランドらしく、ふざけているのにどことなく本気で言っているようにも感じてしまう絶妙な演出です。

“おいしいので食べてください”という顧客ファーストの訴求ではなく、あえて命令口調でとんでもない要求をするスタンスが遊び心にあふれており、思わず従ってしまいそうになる世界観が興味を引いた事例でした。

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