駅にキッチンや洗面が?イメージが膨らむ実寸大の交通広告が登場

住宅設備機器と建築資材のインターネット通信販売を行うサンワカンパニーが、キッチンや洗面ボウルなど、自社で取り扱う商品を実寸大で掲載した交通広告を開始しました。JR仙台駅、地下鉄名古屋駅で2024年7月15日(月)〜2024年7月28日(日)、東急田園都市線渋谷駅で2024年8月26日(月)〜2024年9月1日(日)の期間で掲載されます。

駅通路を中心に掲載される広告は全長8m。その大きさを生かし、幅約2mのシステムキッチンや、幅約1mの洗面台と洗面ミラーなどがそのままの大きさで掲載されています。

商品を実寸大で見せることで、まるでショールームに来ているかのように商品や理想のくらしのイメージを膨らませてほしいと考えられたこの広告。背景には、昨今の物価高や住宅ローンの金利上昇から、住宅の購入やリフォームに慎重になるユーザーが増えているという市場変化があります。住宅設備の検討に関しても、「ショールームで相談をするのは選択肢がある程度決まってからにしたい」という要望があり、より身近に商品やブランドと接してもらう方法として、今回の実寸大広告のアイデアが生まれました。

実寸大で商品をリアルにイメージさせている一方、コピーでは「原寸大でキッチンや洗面台をお伝えしているのですが肝心の質感や風合いを表現できませんでした。」と、やはり実際の商品に触れないと魅力が伝わりきらないことを表現。「やっぱり、実物を見てから決めたいですよね。」と、すかさずショールームへの来場を促しています。

交通広告の掲載場所である、JR仙台駅、地下鉄名古屋駅、東急田園都市線渋谷駅は、いずれもサンワカンパニーがショールームを設置しているエリア。広告上でも近隣ショールームへの案内を掲載し、ブランドや商品に興味を持ったユーザーをしっかりとショールーム来場に繋げられるよう工夫されています。

2024年1月末〜2月末に札幌エリアで同様の交通広告を掲載した際は、札幌ショールーム来場者数が2倍に増加したとのことです。市場、顧客ニーズの分析をもとに、「実寸大」という思い切った手法で顧客接点を創出し、購買意欲を喚起できているこの施策。エリアを拡大した今回の掲載では、ショールーム来場者数や購買にどのようなインパクトがあるのか、楽しみな施策です。

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