「見る体験」として再注目のOOH業界、新技術で未知の表現を可能にできるか

まるでガラスのように透明度の高い「 有機ELディスプレイ(透過型OLED )」が、新興プラスチックスより発表されました。

透過型OLED は38% という高い透明度の有機ELディスプレイのため、その透明感のあるパネルに映像がクリアに浮かぶ演出が可能になり、まるでAR映像をスマホなどのデバイスを通さないで見ているかのような不思議な体験ができます。窓にも、ドアにも、そして壁にも置き換えて設置することが可能で、駅やオフィス、ミュージアムからショップのショースペースから住空間にまで、感覚的で開放的な空間を作れるでしょう。

商空間に関しては、既存のデジタルサイネージとは次元が違う解放感をもたらします。周辺の環境とディスプレイの境界を取っ払うことで、新しい空間演出をすることが可能です。

一方で、住関連では家具とモニターが一体となることで、ステルス家電を超える一体感が生まれ、生活空間に彩りを与え、便利さを叶えてくれます。

新しいテクノロジーによって、OOHの広告表現の幅がぐっと広がることになるでしょう。今後はこの新しい表現の場をクリエイターのアイデア次第でどう広告価値に繋げていけるか、まさに早い者勝ちとなる、熱い勝負の火ぶたが切って落とされた感があります。

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