マスクをしない若者たちの末路… コロナの危険を訴えるコロンビアのビール会社CM
Case: #NOESDEAMIGOS
コロンビアのビールブランド・Pokerが製作した、いろいろと物議を醸しそうなテレビCMをご紹介。
コロナが猛威を振るうなか、なんと「マスク無し・密・大人数」という、ある意味無謀なロケ撮影を敢行したのです。高いリスクをとってまで、この会社が伝えたかったメッセージとは何なのでしょうか。
CMは、いきなりマスクを投げ捨てる男性の姿から始まります。
「規制、規制、また規制」
「俺たちゃ、もうウンザリだ」
「怖がらせようったって、もうムリだ。」
「みんなで会って、抱き合おう」
「握手しよう」
「俺たちには免疫がある」
信じられない、といった顔でその様子を眺める街の人々。
「俺たちには免疫がある。ほんのちょっとだけ」
「好きなように生きようぜ」
「じっとしている理由なんてない」
「心配ないさ、君にはうつさない」
「君にも」
「君にも」
「君にもね!」
「心配なんてないったら」
「誰も病気になりやしない」
「俺たちには何も起こらない」
「何も」
「何も」
「何もーーーー」
「(ゲホ、ゲホゲホ・・・)」
「・・・・・・」
「笑い事じゃない。」
「無責任は人を殺す。」
「いまこそ、友達に責任を持とう。」
「『友情の証』のビールで。」
いろいろと衝撃的なシーンの連続に、開いた口が塞がらないという人も多いでしょう。(もっとも実際のところは、徹底した対策を行ったうえで撮影したのでしょうが・・・。)
「自分たちの欲求ばかりを優先し他人を顧みない行動が、結局は自分や自分たちの友人を苦しめることになるのだ」と逆説的にメッセージを伝えながら、「友情の証」という自社製品のコピーをも持ち出して、「思いやり」のための自省を求める──
自社のブランドをもかけ、“捨て身”の覚悟でコロナ感染防止を訴えるという、衝撃的なCMでした。
(via Ads of the World)
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