【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 9/11

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、資生堂、ゴディバ ジャパン、森永製菓、LUCUA osaka、Netflixの事例をご紹介(※内容はリリース時の情報に基づくものです)。

1: 一人ひとりにあわせたメイクテクニックを提案するオンラインサービス(資生堂)

ワタシメイク分析
(※スマートフォンからのみ利用可能)

資生堂は、総合美容サイト「ワタシプラス」で、顔写真の撮影と簡単な問診に答えることで顔立ちやパーソナルカラーを分析し、一人ひとりに合わせたメイクテクニックやおすすめのアイテムを提案するスマートフォン向けサービス「ワタシメイク分析」を9月7日(月)より開始。

このサービスでは、「自分に似合うメイクを知りたい」と悩む人々に向け、資生堂のヘアメイクアップアーティストがメイクの提案を監修。自宅にいながら、プロのカウンセリングを受けたかのようなパーソナルなメイク提案を体験できるという。自分にぴったりのメイクをシミュレーションで確認し、気に入ったらそのままワタシプラスで購入可能。

2: エールを届ける「復刻版ピンクバン」ゴディバ商品を無償提供(ゴディバ ジャパン)

ゴディバ ジャパンは、困難な環境下で日々貢献している方々へエールを送る活動 「プロジェクト ピンクバン~想い届ける。心伝わる。~」を今年4月に始動。今月9月にも無償提供を実施。

第二次世界大戦後、ブリュッセル市民を励まそうと、ゴディバのショコラティエのピエール・ドラップスは、配達用の車をピンクに塗装し、チョコレートを戦後の荒廃に立ち向かう人々へ配布。その想いを現代に引継ぎ、「プロジェクト ピンクバン」を立ち上げたという。

「大切な人に幸せを広げる“Give forward.”」をテーマに、コレド室町 カドチにて、8月24日(月)と9月2日(水)の2日間、ゴディバのクッキーの詰め合わせを合計6,000名に提供。これまでにも、4月より全国1,000ヶ所の医療施設、1,000ヶ所の物流・配送業者、1,000ヶ所の保育園・幼稚園にゴディバの商品を無償提供してきた。

3: “「大玉チョコボール」をついつい食べたくなる” ゲームを公開(森永製菓)


“「大玉チョコボール」をついつい食べたくなる” ゲーム

森永製菓は、9月6日(日)の「キョロちゃんの日」に合わせて、 “「大玉チョコボール」をついつい食べたくなる” ゲームを開発、公開。

「チョコボール」ならではのワクワク感の詰まったゲームを目指し、第1弾として公開されたのは、「おやつは100万円まで!?かくれて食べようゲーム」。遠足を舞台に、先生役である言語学者の金田一秀穂にバレないように「大玉チョコボール」を食べるというゲーム。9月4日(金)〜10月16日(金)の期間、ゲームをクリアすると抽選で1年分の「大玉チョコボール」が当たるキャンペーンも実施。第2弾についても近日中に発表予定だという。

4: 小さな悩み “ため息” から生まれたお店 『妄想ショップ』を開催(LUCUA osaka)


妄想ショップ

JR西日本SC開発が運営する大阪駅直結のファッションビル “LUCUA osaka” は、昨年、終日満員を記録した6つの「妄想ショップ」に続き、新たに届いた “ため息(小さな悩み)” をヒントに、3つの新しい「妄想ショップ」を9月25日(金)から順次開催。

「妄想ショップ」の誕生は、インスタグラムに寄せられた「大人になると、あんまり褒めてもらえない。」といったフォロワーの小さな悩みがきっかけ。この小さな “ため息” を解決したい、そんな思いから、9月13日(日)に話を聞きながらひたすら褒めてくれる「ほめるBar」を開催した。

今回で第7弾となる「妄想ショップ」では、その人にしかない魅力を一緒に探す「キャッチコピー相談所」からスタートし、第8弾では、クローゼットから1週間分のコーデを考えてくれる「コーディネート屋さん」を開催。第9弾では、 “毎日が退屈なわけではないけどあまり驚くこともなくなった” というため息をヒントに、マニアに触れよう「大人の学校」を開催する。

5: 国境や人種の壁を超えてストーリーの力を発信するグローバルキャンペーン(Netflix)

Netflixは9月7日(月)より、創業以来初となるグローバルキャンペーンを世界27カ国と地域で開始。キャンペーンメッセージは、 “We’re only one story away. (ひとりじゃない、世界がある。)”。本キャンペーンの目的は、時代に相応しく、 “国境や人種の壁を超えて人々の心を繋げるストーリーの力” を改めて伝えること。世界が未曾有の危機に直面する今、エンターテインメントを通して人々が繋がり、互いへの思いやりをもてることを願い実施されたという。

キャンペーンメッセージを核に、Netflixのサービス上のUIに表示されるプレイバーをモチーフにしたビジュアル表現を採用。The New York Timesや朝日新聞・日本経済新聞での広告を皮切りに展開する。

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る