【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 7/3

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、森永乳業、西友、Airbnb/渋谷区観光協会、ゴディバ ジャパン、ヒロインメイクの事例をご紹介(※内容はリリース時の情報に基づくものです)。

1: パロディ仕立ての“テレワークあるある”動画(森永乳業)

森永乳業は、6月28日(日)に誕生から10,000日を迎えるチルドカップコーヒーブランド「マウントレーニア」シリーズのプロモーションとしてWeb動画「マウントレーニア 10000日ムービー〜テレワーク探検隊〜」を6月26日(金)より、YouTube上で公開。

本動画では、片桐仁さんが生活様式や働き方が変化している中、不慣れなテレワークに勤しむ一人の会社員を演じている。「上にシャツを着て下はパジャマ」「ネット環境が悪く半目で画面がフリーズ」「会議中に子供や犬が乱入してきて邪魔される」といった、多くのビジネスパーソンが共感する“テレワークあるある”が詰まっている。また演出面では、「テレワークの名脇役『幻の山』の正体を探る」という、“某探検隊”パロディ仕立てとなっている点にも注目だ。

2:「世界一嫌われるレストラン」で大人の野菜嫌いを克服?(西友)

『WE LOVE VEGETABLES』

西友は、7月1日(水)より、大人の野菜嫌い克服を目指す『WE LOVE VEGETABLES』プロジェクトを開始。また、そのコンセプトムービー「世界一嫌われるレストラン」も同時に公開。

本ムービーでは、コロナ禍で野菜を使った自炊ニーズが高まる中、大人であっても苦手な人が多い一方で、様々な料理に使われることも多いトマト、ナス、ピーマンにフォーカス。調査で判明した苦手な点を解消し、美味しく食べられる独自の克服メニューを6品開発。

それぞれの野菜を苦手とする大人に試食してもらい、50%以上の方に「あり(食べられる)」の判定を受ける野菜料理はどれかを検証。その結果、5品の野菜料理を克服レシピとして認定。全国の同社店舗にて克服レシピカードの配布や、特設サイトでのレシピ動画の公開などを展開していく。

3: 渋谷カルチャーを探索できるオンライン体験で世界に魅力発信(Airbnb/渋谷区観光協会)

渋谷オンライン体験

旅行コミュニティプラットフォームのAirbnbは、渋谷区観光協会と提携し、自治体としては初となるオンラインで渋谷を探索できる新たな体験プログラムを7月2日(木)より開始。

今回は、渋谷観光大使であり、音楽シーンで数多くの著名なアーティーストの振付師として活躍、さらにはLGBTQ活動家など多彩な面を持つKABA.ちゃんによる「KABA.ちゃんと渋谷再発見ーバーチャルお散歩」体験や、パリピの教祖としてデビューし、渋谷の若者を牽引しエネルギッシュに渋谷のカルチャーを発信する渋谷観光大使のあっくんによる「あっくんと渋谷酒学↑」体験などが登場。

長年にわたって渋谷を愛し、渋谷を知り尽くす現地の人だからこそ創造できるユニークな楽しみ方をオンライン体験で披露。現地に行かなくてもバーチャルで渋谷を探索できるのが、オンライン体験の大きな魅力とし、特設サイトを通じて、渋谷に特化した体験を発信していく。

4: 全国の保育園・幼稚園へのチョコレートの無償提供でエール(ゴディバ ジャパン)

「プロジェクト ピンクバン」

ゴディバ ジャパンは、「プロジェクト ピンクバン」の活動の一環として、全国の保育園・幼稚園へ、同社のお中元の売上の一部を活用し、同社商品の無償提供を実施。

本取り組みでは、7月13日(月)に、公式サイトおよびSNSにて、全国の保育園、幼稚園を対象に公募を行い、当選した園へ商品を届ける。

4月に立ち上がった本プロジェクトは、第二次世界大戦後、ブリュッセル市民を励まそうと、同社ショコラティエのピエール・ドラップスが、配達用の車をピンクに塗装し、チョコレートを戦後の荒廃に立ち向かう人々へ届けたという想いを現代に引継いだものだという。

困難な環境下で日々貢献している様々な立場の人々を励まそうと、チョコレートの無償提供などを実施。4月より全国1,000ヶ所の医療施設に、続いて全国1,000ヵ所の物流・配送業者の人々に、同社の商品を届けている。また、緊急事態宣言解除後も、移動を控えている人々のために、お中元の送料無料サービスも実施していく。

5: とにかく「ながーい」屋外広告で〇〇の耐久力の高さを表現(ヒロインメイク)

ヒロインメイクは、6月29日(月)に「ヒロインメイク プライムリキッドアイライナー リッチキープ」を発売。本商品最大の特徴の「夜まで落とさない、耐久力の高さ」を表現するため、動画、屋外広告、パッケージなどで、様々な「長い」を表現したプロモーションを展開。

本プロモーションムービーでは、同商品のイメージキャラクターの山本舞香さんが、走って汗をかいたり、忙しく働いたり、雨に打たれたり、突然映画でデビューをしたり…?と、とにかく過酷な、とんでもなく「ながーい1日」を過ごしても、夜まで落とさずにしっかりキープされている同商品のイメージムービーを作成。なお、本ムービーは1月に撮影したもの。

また、ある女性の「ながーい1日」を等身大の言葉でとにかく「ながーい」表現した屋外広告を作成。東京・渋谷駅前ビルと大阪・道頓堀ベルスードビルの屋外広告にて、7月に期間限定で掲出。

 

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