フォード、バスケットボールのテレビ中継で“スニーカー音”を消去して自社技術をPR

Case: No Squeak Broadcast

自動車メーカーのフォードがブラジルで、プロバスケットボールのテレビ中継にてユニークな方法で同車に備わっているモーターテクノロジーのPRを行いました。

 

バスケットボールの試合では、選手のスニーカーが床に擦れて“キュッキュッ”と鳴る音が観戦中の臨場感に一躍買っていると言えます。
そんな中、フォードは自社開発のテクノロジーを使って試合中のこの音を1分間消し去ってしまったのです。

マイク6台とミキサー2台を使用し、全5試合、クウォーター毎(各1分ずつ)のテレビ放送にて本試みを実施。途中で解説者が「スニーカーの音を消したのに気づきましたか?これはフォードのテクノロジーによるもので、この消音効果は道路の横滑り防止にも活用されています」と説明する場面も用意されていました。

視聴者が自動車のことを想起しない「バスケットボールのテレビ中継」を自動車宣伝のメディアにした試み。ユニークな置き換えでバッタリ感を演出したプロモーションでした。

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