ワッパーを燃やしてダイヤモンドに!独Burger Kingがゲイカップルの結婚をプロデュース

Case: Whopper Diamond

ダイヤモンドが炭素でできていることは多くの人がご存知だと思いますが、ドイツのバーガーキングが、ワッパーを燃やしてできた炭を使って人工のダイヤモンドを作るという驚きの試みを行いました。

これは、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー(LGBT)の人々が性的指向や性自認に誇りを持とうと呼び掛け、毎年6月に各地で様々なイベントが行われる『プライド月間』に合わせて実施した取り組みで、同性婚が禁じられている東ヨーロッパ出身の男性カップルのために作成したものです。

バーガーキングは『HAVE IT YOUR WAY(全てあなたのお好み通りに)』というブランドプロミスを掲げ、具材やソースなどを好みに応じてカスタマイズできるサービスを提供していますが、今回同社は『ハンバーガーを自由に決められるなら、愛の形も自由であるべきだ』として、2人をドイツへと招き、結婚式をプロデュースすることに。

オーブンで真っ黒になるまで焼きあげたワッパーを細かく砕き、加工するとキラキラと輝く人工ダイヤモンドへと変身。

ジュエリー職人の手によって生み出された美しい結婚指輪を交換し、2人は周囲に祝福されて永遠の愛を誓い合ったのでした。

ドイツのバーガーキングは、国内のLGBTQコミュニティに寄付を行うなど全面的に支援する姿勢を表明しており、7月にはプライド月間のために制作した“レインボーバージョン”の王冠を数か所の店舗で展示するということです。

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