“夜空”が新しい広告媒体に!? ロシアのスタートアップが手掛ける人工衛星広告

Case: The orbital display in action

広告媒体と聞くとどんなものを思い浮かべるでしょうか?
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ネット、看板…

あらゆる環境や場所で消費者の購買意欲を高めようと広告が掲出されていますが、今までなかった新しい媒体が生まれようとしています。その媒体とは、宇宙空間である“夜空”。ロシアのスタートアップ企業・StartRocketが夜空に明るく光る衛星広告を計画しているのです。

デモビデオにあるように、このプロジェクトが成功すれば夜空に「Hello」と文字を表示させたり、企業のロゴ(画像は逆さまになったマクドナルドのロゴ)を表示させることが可能になります。

StartRocketによると、本プロジェクトでは地球から高度400〜500kmに一度に最大6分間点灯させることができるとのこと。

宇宙ごみ(スペースデブリ)との衝突の懸念など様々な疑問や批判がある中、チームメンバーはこのプロジェクトは実行可能であると確信しているといいます。

小型衛星の打ち上げ技術は日々進歩し、民間企業が参入しやすい状況になっています。StartRocketは早ければ2020年までに機器の準備を整え、企業との契約も成立させる予定で進めているとのことです。

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