【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 11/16

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、岡山県、日立アプライアンス、西日本鉄道、江崎グリコ、資生堂の5つの事例をご紹介。

1:桃太郎伝説にあやかった乙女ゲーム風の県政広報アニメ(岡山県)

桃太郎伝承で有名な岡山県は、若者女性層で話題になっている乙女ゲーム風の県政広報アニメ「きび男子(だんご)」を、YouTube上で公開。「きび男子(だんご)」は、見るだけで岡山の県政が分かるオリジナルアニメ。主人公は、岡山県の晴之国(はれのくに)学園に転校してきたもも。 そして、生徒会長の犬飼、お調子者の猿彦、クールな神鳥など、“桃太郎”を想起させるユニークな登場人物たち=『きび男子』との出会いが、彼女を大人へと成長させていくというストーリーだ。

テーマは、防災や喫煙対策などの生活課題から、全国三名園のひとつである「後楽園」を紹介する観光など幅広い。また後楽園では、園内で配布されるチラシにあるQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、キャラクターたちが園内の各名所を紹介する動画を見ることができるというコンテンツ連動も行われている。

2:ボウリングYouTuberが、掃除機の吸引力で驚きのトリックショットを披露(日立アプライアンス)

日立アプライアンスは、日立 コードレス スティッククリーナー「パワーブーストサイクロン」の強力な吸引力を検証するべく、ボウリング動画で人気のYouTuber・SKYtomo(スカイトモ)さんを起用。スカイトモさんが「パワーブーストサイクロン」を用いて投球する5つの“トリックショット”に挑戦する動画を11月15日(木)より公開。

本チャレンジでは、スカイトモさんが撮影の為のスペシャルアタッチメントを用い、掃除機の吸引力でボウリング球を吸着させ持ち上げ、技を効かせて投球。ストライクを獲得するだけではなく、スネイクショットやジャンピング ウォールといった高度なトリックショットを次々とクリア。スカイトモさんが繰り出す驚きのテクニックに注目だ。

3:これぞ“駅”伝!駅やバス停を運転士たちが繋ぐ『沿線Runner』(西日本鉄道)

西日本鉄道は、沿線を盛り上げるべく、西鉄バスと西鉄電車の運転士達が沿線をひたすら走る姿を追ったドキュメンタリー動画『沿線Runner』を公開。本動画では、福岡県太宰府天満宮からスタートし、制帽をたすき代わりに本物の運転士たち総勢28人のランナーが駅から駅、バス停からバス停とつないでゴールを目指す。

たすきを繋いだ総距離は、43.6kmとほぼフルマラソンの距離に相当。現役運転士の頑張る姿はもちろん、西鉄沿線の風景や西鉄グループ施設の従業員達の熱い声援など魅力が詰まった動画となっている。なお、ランナーは、バスと電車の運転士を中心に社内公募で募り、募集枠15名を超える総勢28名が応募。急遽枠を増やし、28名全員がランナーとして出場した。

4:「Pocky!」で笑顔を撮影&音楽リストを作成してくれるグローバルコンテンツ(江崎グリコ)

Pocky day Say Pocky Campaign

江崎グリコは、「Pocky day Say Pocky Campaign」を、タイ・インドネシア・マレーシア・フィリピン・シンガポール・中国・台湾・アメリカ・日本の計9つの国と地域で実施。本サイトでは、「Pocky!」と言うと写真が取れ、ポッキーに特別なデコレーションを付けられたり、「Pocky!」と言った音声をAIが解析し、その感情に沿った本人だけのオリジナル音楽プレイリストをオススメしてくれる。さらにサイトでオリジナルの写真を撮ると、大阪・道頓堀のグリコサインに表示されるチャンスが実施された。日本だけでなく他の対象国でもデジタル看板に表示される機会も。

なお、本キャンペーンに伴い、笑顔研究の第一人者である菅原徹氏監修のもと、大学生約200名に「Pocky!」の掛け声がどれだけの笑顔を引き出せるのかアンケートを実施。その結果、「Pocky!」は“黄金比率の笑顔”を引き出す魔法の言葉であるということが明らかになった。

5:“もうひとりのアナタ”を発見できる体験型ポップアップイベント(資生堂)

You know U?

資生堂のメイクアップブランド「マキアージュ」は、「You know U? もうひとりのアナタ」をテーマとしたポップアップイベントを、東京・大阪で開催。東京は先週、大阪は11月16日から18日まで。

本会場には「もうひとりのアナタに出会う旅」をコンセプトとしたスペシャルな空間を用意。デジタルコンテンツによるタイプ診断から選んだカラーを、タッチ&トライブースやメイクアップアーティストのアドバイスによって体感し、「新しいキレイ」を発見していく内容となっている。また、“インスタレーション ランウェイ”では、5色に変化するライトによる幻想的な光の演出で、ルージュをつけた「もうひとりのアナタ」に変化していくのを実感することができ、スマホ撮影などもOKだ。

なお、来場できない人もイベントの一部を楽しめるデジタルコンテンツも公開。いくつかの質問に答えて、顔写真をアップロードすると、「もうひとりのアナタ」に出会うことができる。

 

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