【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 2/9

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、アニメガホン制作委員会、森永製菓、参天製薬、西武鉄道/ネイキッド、LAVENDER RING/資生堂他 の5つの事例をご紹介。

1:音声変換AI技術を搭載した 「ANIMEGAPHONE」(アニメガホン制作委員会)

ANIMEGAPHONE

テクノロジー企業など4社からなるアニメガホン制作委員会は、発話者の音声を任意の声へとリアルタイムに変換するメガホン 「ANIMEGAPHONE (アニメガホン)」 の製品情報及びコンセプトムービーを公開。本製品では、リアルタイムボイス変換AI技術を用いて発話者の音声を処理し、あらかじめ登録した他者(別人)の声を、音声としてほぼ遅延することなく発信することが可能。例えば、コンサート会場であればその歌手の声で、会社であればその社長の声で発話をするといった“思わず耳を傾けたくなるメガホン”として利用することができる。

なお、本製品のデモンストレーションとして、発話音声を人気声優の平田広明さん 、小岩井ことりさんに設定したバージョンを、2月18日(日)に開催される 「ワンダーフェスティバル」(主催:ワンダーフェスティバル実行委員会)で公開。

2:大人の味覚は子どもの半分?!「森永ビスケット」で検証(森永製菓)

大人と子どもの森永ビスケットNo.1決定戦!

森永製菓は、大人と子どもの味覚の違いを「森永ビスケット」で検証した動画「大人と子どもの森永ビスケットNo.1決定戦!街角インタビュー動画 」を2月6日(火)よりWeb上にて公開。動画公開に合わせて、「大人」と「子ども」それぞれのNo.1ビスケットを決める投票型キャンペーン『大人と子どもの森永ビスケットNo.1決定戦!』を、2月6日(火)から21日(水)まで実施。

味覚を科学的に研究しているAISSYによると、舌の上には『味蕾』(みらい)と呼ばれる味覚センサーがあり、その数は生後3ヶ月目くらいから10,000個ほどに成長。しかし、年齢と共に数は少なくなり、人によっては20代でも5,000個ほど、つまり「子どもの半分」の数になるという。そこで本動画内の街頭インタビュー調査では、現在7種類展開している森永ビスケットを実際に食べてもらい、「どんな味がするか?」を回答してもらっている。仮説通り、大人と子どもでは違った意見が飛び出し、バラエティ豊かな珍回答が見どころだ。

3:目薬の成分をキャラクター化したアニメ(参天製薬)

アイドロップス

参天製薬は、2月8日(木)より、目のメカニズムやアイケアの重要性を楽しく、分かりやすく紹介する動画「アイドロップス」の第2弾アニメを、特設Webサイト及びYouTubeチャンネルで公開。

本動画は、目薬の有効成分をキャラクター化し、眼球に見立てた惑星「EYE」の健康を守るために奮闘するストーリー。目の構造やアイケアの重要性、ならびに目薬の有効成分の働き等について紹介するアイケア啓発のためのアニメとなっている。昨年の第1弾動画(プロローグ+全4話)では人気声優が演じる10人のキャラクターが登場しているが、第2弾では、新たに2人のキャラクターが加入。テーマソング 「目がメガスカッション」は、前作に引き続き、ミュージシャンのDECO*27が楽曲を提供。

4:所沢駅前が期間限定の“ミュージカルステージ”に(西武鉄道/ネイキッド)

西武鉄道とネイキッドは、3月2日(金)に「グランエミオ所沢」の開業を迎えるに伴い、開業イベントとして「GRAND EMIO MUSICAL in TOKOROZAWA –DIRECTED by NAKED-」を、3月2日(金)~ 3月11日(日)に所沢駅東口広場で開催。

本イベントは、ベットタウンである所沢の帰宅者へ「おかえりなさい」の挨拶と「はじめまして、グランエミオ所沢です」の意味を込めて、GRAND EMIO CASTたちが贈る「ミュージカル」だ。グランエミオ所沢の壁面に投影されるプロジェクションマッピングに登場するキャストたちが魅せる「歌」と「ダンス」に連動し、駅一帯を華やかに彩る「レーザー」と「ライティング」による演出で、所沢ならではの楽しいミュージカルを楽しめる。所沢駅東口広場全体がショーステージとなることで、来場者もミュージカルのステージに立ち、実際にミュージカルの世界に入り込んだような非日常的な体験ができる。

5:がんサバイバーが“笑顔”で共生できる社会を目指すイベント(LAVENDER RING/資生堂他)

LAVENDER RING

LAVENDER RING は、2月4日(日)の世界がんデーに、がん患者が笑顔で生活できることを目指したイベント「LAVENDER RING DAY 2018」を主催。そこで、資生堂は社内ボランティアが中心となり、サポーターとして参加。がん患者を対象としたメイクアップとヘアスタイリングの実施からプロのフォトグラファー金澤正人さんによる撮影ブースを展開したり、子ども向けのワークショップなどを実施。また、銀座にある資生堂パーラーのBar Sでは、2月1日(木)から28日(水)の期間限定メニューとして、ラベンダー色のカクテル「ラベンダー ドリーム」を提供。

LAVENDER RINGは、がんになってもいきいきと生活でき、がんでない人ががんサバイバーをサポートし、がんサバイバーが共生できる社会を作ることを目標にして活動しており、その活動の一環として資生堂、クレディセゾン、ヤフーのサポート及びNPO法人キャンサーネットジャパンの協力のもと、初のイベントを開催。

 

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